そして3ワクチンのうち,PfizerおよびModernaのmRNAワクチンは純然たる非生ワクチンです.核酸の断片(mRNA)を接種し,それが細胞質内で抗原タンパクを産生するのみです.
:接種する物質がmRNAであるという点に漠然とした不安を覚えるかもしれません.それについては[[コロナワクチン_ワクチン遺伝子の接種に理論的危険性はないコロナワクチン_ウイルス遺伝子の接種に理論的危険性はない|こちらのまとめ「'''コロナワクチン_ワクチン遺伝子の接種に理論的危険性はないコロナワクチン_ウイルス遺伝子の接種に理論的危険性はない'''」]]を参照してください.
すると,mRNAワクチンが妊婦のCOVID感染および重症化を予防し,未知の有害事象(接種による妊娠合併症や先天異常等の増加も含む)のリスクも上回ると判断するならば,個別の判断で接種を検討してもよいことになります.