==症状,病態生理症状,所見==糞口または経口感染後,2{|class="wikitable"!症状!所見|-6週間の潜伏期を経て発症する.<br>高熱,倦怠感に加え,食欲不振,嘔吐,腹痛などの消化器症状,頭痛,筋肉痛などの肝外症状もしばしば伴う.<br>|*高熱,倦怠感血清検査ではトランスアミナーゼ(AST, ALT)などの逸脱肝酵素が著明に上昇し,画像検査上は肝腫大が認められる.<br>*食欲不振,嘔吐,腹痛肝障害の進行に伴い,黄疸,濃色尿,灰白色便なども伴うようになる.<br>*頭痛,筋肉痛特異的な治療法はなく,支持療法で自然治癒を待つが,快復までに1-2ヶ月を要する.また逸脱肝酵素の正常化には3-6ヶ月かかることもある.|*逸脱肝酵素の高度上昇*肝腫大慢性化はせず,快復後は終生免疫を得て,予後良好である.<br>*黄疸,濃色尿,灰白色便ごく稀に劇症肝不全(劇症肝炎)に至り致命的となることがあるが,頻度は0.1%未満とされる<ref>[http://www.clevelandclinicmeded.com/medicalpubs/diseasemanagement/hepatology/hepatitis-a/ Adhami T, Hanouneh I. Hepatitis A [Internet]. Hepatitis A – An evolving disease. Cleveland Clinic, Center for Continuing Education; 2014 [cited 2018Feb1]</ref>|}