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サイト管理者による新型コロナワクチン講演の資料公開
サイト管理者の多忙により当サイトの情報更新が滞りがちです.大変申し訳ございません.
情報更新の代替として,管理者が行っている新型コロナワクチンの講演会で使用したPowerPointスライド等の資料を別ページにて公開しています.ご参考になれば幸いです.
新型コロナワクチンまとめ
※最終更新日は2021年3月です.更新されていない情報が多数ありますのでご留意ください.
新型コロナワクチンに関する本サイト内の情報はかなりのボリュームですので,ここに要点と個人的見解を整理します.
詳細は上記メニューから各項目をご参照ください.
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- Pfizer と Moderna の mRNA ワクチンは,16 or 18歳以上の成人のCOVID発症に対する予防効果(VE)が約95%ある
- AstraZeneca のウイルスベクターワクチンは,18歳以上の成人のCOVID発症に対する予防効果(VE)が約60-90%ある
- 3ワクチンとも,接種を大いにためらうような重篤な有害事象は今のところ明らかではない
- 他者への感染予防効果,すなわち集団免疫が獲得できるかは,未だ不明である
- 少なくとも,接種を受けた本人のメリットは明らかである
- COVID発症による社会への影響が大きい職種と,COVID発症で重症化や生命の危険がある人々は,特に優先的に接種すべきである
- 重篤有害事象や抗体依存性感染増強ADEが将来的に報告される可能性には十分注意を払わねばならない
- それでも,数万分の1以下と予想される未知の重篤有害事象等のリスクと,感染拡大する日本でCOVIDに感染するリスクを天秤にかければ,接種のメリットの方が遥かに上回る
- 現状の日本においては,ワクチンが流行を制御すると実感することは難しいかもしれない
- ワクチンの普及には,ロジスティクスや社会からの信頼など,克服すべき課題が多数ある
- ワクチンにまつわる負の側面にも目を向け,その軽減や解決にも努めるべきである
- ワクチン普及が進んでも,社会全体での感染予防策の継続徹底は必須である
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本サイトについて
本サイトは,管理者・守屋章成が下記に関する医学的知見および個人的見解を発信することを目的としています.
- ワクチン,予防接種
- VPD (vaccine-preventable disease;ワクチン予防可能疾患)
- 渡航関連感染症
- 熱帯医学
- その他関連する領域
内容のすべてが個人的見解であり,所属する組織等の見解を代表するものではありません.
管理者について
- 管理者
- 守屋 章成(もりや・あきなり)
- 1998年 京都大学医学部卒業,医師免許取得
- ワクチン等に関する著作物
- 下表を参照